サイドFIREで旅をしながらFIREを目指す!必要な3つのこと

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サイドFIREで旅をしながらFIREを目指す!必要な3つのこと

FIRE(Financial Independence Retire Early)とは「経済的自立・早期退職」のことです。

人生の早い段階で資産形成してしまって、60歳と言わず40代、30代など早めにリタイヤするという考え方です。

早めにストレスのかかる仕事から開放されて、自分の好きなことで生きていくというFIREは魅力的ですよね。

ただ、FIREにはかなりの資産が必要(生活費等にもよりますが6000万円〜1億円が一つの目安)で、

簡単には達成できません。

そこで、サイドFIREという完全に引退はせずに、軽く働きながら

基本は資産収入で生きていくような考え方が出てきています。

FIRE達成後に旅をして生きていきたいと思っていた方は、

サイドFIREで地理的アービトラージ(後ほど解説)を活かし、

旅をしながらFIREを目指すという方向性を考えてみてはいかがでしょうか?

以下解説します。

fireについてはこちらの本が非常に勉強になりました。

サイドFIREとは

サイドFIREとは、要はセミリタイヤです。

例えば生活費が月20万必要として、投資のリターンなどの不労所得で月15万円は確保できる状態です。

残りの5万円は働いて稼がないといけないですが、5万円ならフルタイムの正社員でなくても良いですよね。

これによって、少し働かないといけないですが、FIREまでに必要な資産額がかなり減り、

早めに過度な労働から開放されてほぼ自由に生きるという考え方です。

※分かりやすくするための金額です。

サイドFIREで旅をしながらfireを目指すという考え方

サイドFIREだけでも魅力的なのですが、旅をしながら生きていきたいと考えている人にとっては、

旅をしながらFIREを目指せるというのはかなり魅力的ですよね。

流れとしては以下のようになります。

  1. リモートで稼げるスキルを身につける
  2. サイドFIREに必要な資産を貯める
  3. 物価の安い国で働いて資産を増やしつつ旅もスタート
  4. FIREに必要な資産額を貯める
  5. FIRE(贅沢旅をしたい場合は一時的に働いても良い)

要は、リモートで稼げるようになって、物価の安い国で旅をしながら資産を増やすというやり方です。

物価の高い国の旅をしたければ、一時的に物価の安い国でしばらく旅をやめて、

支出を最小限にしつつ、リモートワークで稼いで贅沢旅行に備えるのもありです。

これをするために大切なポイントは「リモートで稼げるスキル」「資産」「地理的アービトラージ」の3つです。

サイドFIREで旅をしながら生きていくために必要な3つのこと

  1. リモートで稼げるスキル
  2. 資産
  3. 地理的アービトラージ

リモートで稼げるスキル

初めにリモートでしっかり稼げる土台を作っておかないといけません。

これは例えば、「半年勉強してプログラミングで5万稼げました」

というレベルではなく、リモートの仕事でしっかり資産を形成できるレベルです。

なので、手段はプログラミングでも、webデザインでもライターでも構いませんが、

生活費+投資に回せるお金を充分に用意できる年収がないと厳しいです。

ただ、リモートで稼げる職種でトップレベルになろうとするとかなりハードになります。

なので、例えばエンジニアの本業とYouTubeなどの副業をあわせて、稼ぐなどでも構いません。

どちらにしても、リモートで稼げるスキルが軸になるので、

ここが一番頑張って身に付けないといけない部分です。

【FIREに最適な仕事】FIRE達成にエンジニアが最適な仕事だと思う5つの理由
【FIREに最適な仕事】FIRE達成にエンジニアが最適な仕事だと思う5つの理由 FIRE(Financial Independence Retire Early)、経済的自立早期退職をするために最適な仕事は エンジニアだと私...

資産

基本的に資産からの収入が生活費を上回った時にfireということになります。

この必要資産額はFIREの場合は、よく4%ルールが言われます。

以下4%ルールについての引用です。

「4%ルール」とは、年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方だ。年間支出が仮に250万円なら、6,250万円の資産を築いて年利4%で運用すれば、理論上は資産を維持したまま生活できるというわけだ。

4%という数字は、米S&P株の成長率7%から、アメリカのインフレ率3%を差し引いて計算されている。米S&P株は対象銘柄が多いことから、投資家が市場全体の動きを把握する時に、よく参考にされる。

出典:大和ネクスト銀行

簡単に言うと、生活費の25倍の資産を用意して4%で運用すると

資産収入だけで生活できるということです。

一番のゴールはここですが、旅をしながらの場合は、

生活費を大きく変えられるというのがポイントです。

自分がどのレベルの水準の旅をしたいかによって必要資産額は変わってきます。

その生活費については次の章で解説します。

投資で資産形成する方法はこちら。

【FIREのための投資】投資初心者がFIREを目指したら初めに見るべきFIRE用投資について
【FIREのための投資】投資初心者がFIREを目指したら初めに見るべきFIRE用投資について FIRE(Financial Independence Retire Early)、経済的自立早期退職には投資が大事らしい。 そん...

地理的アービトラージ

地理的アービトラージは簡単に言うと、物価の高い国の収入を得て、物価の安い国で生活することです。

ここで初めにリモートで稼ぐスキルを身につけたことが活きてきます。

日本は比較的物価の高い方の国です。

なので、日本の仕事を受けられる=物価の高い国の収入を得られるということです。

日本人にはかなり有利ですよね。

地理的アービトラージとは?物価の安さを利用して資産を一気に増やす方法
地理的アービトラージとは?物価の安さを利用して資産を一気に増やす方法 地理的アービトラージとは、物価の低い国で生活しつつ、物価の高い国の給料をもらうという考え方です。 要は物価の高低差によりお金を貯めやすくすることです。 ...

もっと物価の高い国の仕事を受けられればより良いですが、日本の物価の高さで充分だと私は思います。

スキルがあって日本の仕事を受けてしっかり働けば、月20〜30万円くらいは稼げると思います。

FIREのために稼ぐスキルを伸ばしていた方ならもっと稼げると思います。

そして、東南アジアなど物価の安い国を選んで一時的に贅沢をやめれば、月2〜3万円で生活できる場所もあります。

そうなると月の収入がほぼすべて投資に回せる状態が作れます

これで資産形成が一気に加速するので、海外にいながらfireを目指せるというわけです。

生活費を選ぶという考え方

ここまで来ると後は、自分の資産の状態や心の余裕を見て、旅先を選べば良いわけです。

もう少し労働を減らしたければ、物価の安い国での旅を増やす。

もう少し贅沢な旅を増やしたければ、一時的に物価の安い国で

がっつり働いてお金を貯めてから旅をする。

日本にいると生活費を大きく抑えたりすることは難しいですが、

世界を旅していれば、ピンチであれば物価の安い国、余裕があれば物価の高い国で贅沢など、

生活費をかなり自由に選べます。

これが旅をしながらFIREを目指す最大のメリットと私は思います。

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