旅をしながら稼ぐのにプログラミングだけは危険!収入源は最低2つを目指そう
「旅をしながら稼ぐ」これとセットでよく聞くのがプログラミングだと思います。
ただ、現在webエンジニアであり、副業として案件を受注したことのある私としては、
旅をしながらプログラミングだけで稼ぐというのは結構無理があると考えています。
その理由と、どうすれば良いかについて紹介します。
旅をしながら稼ぐのにプログラミングだけだと危険な3つの理由
- 労力が必要
- 旅を楽しめない
- そもそもプログラミングで稼げるようになるには時間がかかる
労力が必要
「プログラミングは一度頑張って学べば簡単に稼げる」と聞いたことはありませんか?
確かに、一度頑張って学びきれば、何もできない頃に比べて少ない労力で稼ぐことができるかもしれません。
ただ、プログラミングで稼ぐって、プログラムを書いて稼ぐということなので、必ず労力は必要です。
実力がある人は高単価な案件をあまり調べずできたりするので、時間や労力は減りますが、プログラムを書くこと自体は変わりません。
そして、職業プログラマーの人たちはこの高単価の案件を獲得するために、毎日8時間以上仕事をして、中には週末も勉強する人がいるのです。
だとすると、旅をしながら稼ぐ場合は、ある程度すぐに受注できる難易度の低い案件で数をこなすということになると思います。
数をこなすということは、書くプログラムの量も増えます。
また、その分だけ営業もしないといけません。
少しプログラミングを勉強したという人が、案件を獲得しようとすると営業も割と力を入れないと厳しいと思います。
頑張って営業をして、あんまり分からないけどプログラミングをやりきって生計を立てるって、普通は旅をしてなくても結構しんどそうですよね。
なので、プログラミングで稼ぐこと自体は良いのですが、労力は必要ということは頭に入れておかないといけないです。
旅を楽しめない
労力が必要だから、旅を楽しめないというのもありますが、それ以外にもあります。
プログラミングをやっていると分かると思いますが、
「一見正しく動いているように見えて、何かの条件に当てはまった時におかしな挙動をする」
というのはよくあると思います。
こうなった時納品した後でも、連絡が来たりすることがあります。
また、納品後に連絡が来るということは、期日より後の場合も多いです。
そうなるとお客さんとしては、「急いで直してくれ!」ということになりますよね。
たとえ旅の途中であろうと確認しないといけないということが発生する可能性もあります。
また、営業中のお客さんからの連絡も放置していると、受注できなくなります。
営業しているのになかなか受注できないと、
「このままだとお金がなくなってしまいそう」という不安にも襲われます。
こうなるともう純粋に旅を楽しめなくなると思います。
そもそもプログラミングで稼げるようになるには時間がかかる
そもそもですが、プログラミングで稼ぐのは結構しっかり勉強しないといけないです。
「半年勉強頑張れば稼げます!」という話もよくありますが、
「稼げる」と「安定的に必要額を稼げる」はかなり違います。
また、新しい技術が出てきた時に、簡単なスキルは機械に代替されてしまうこともよくあります。
とはいえ、時間をかければできるようになるというのは間違いないので、プログラミングで稼げるようになることを目標にするのは良いと思います。
ただ、何となく「すぐに」とか「簡単に」とか「一度学べば安泰」というような発想はあまり持たない方が良いと思います。
旅をしながら稼ぐのにプログラミングスキルはあったほうが良い
ここまで、プログラミングの良くない側面ばかり言ってきましたが、プログラミングで稼ぐのをおすすめしないわけではないです。
ここまでの話を理解した上であれば、旅をしながら稼ぐ一つの手段として、プログラミングは良いと思っています。
ライティングとか、動画編集、ブログとかYouTubeなど他にもネットで稼ぐ手段はありますが、
プログラミングはその中でも「(稼げる)確実性」「単価」両方のバランスが良いと私は思います。
ライティングや動画編集より単価は高い傾向がありますし、ブログやYouTubeより勉強すれば稼げる確実性も高いです。
なので、旅をしながら稼ぐのであれば、プログラミングスキルがあったほうが良いのは間違いないです。
旅をしながら稼ぐにはストック型の収入が必要
ただ、やっぱりプログラミングで稼ぐには労力が必要です。
なのでストック型の収入源がないと、旅をしながら稼ぐというのは難しいと思います。
ストック型の仕事というと、ブログとかYouTubeのようなものです。
ある程度投稿数が増えるまで収入は0ですが、投稿数が多く質も高いものが溜まってこれば、
しばらく放置しても収入が入ってくるようなものです。
ストック型の収入源があれば、例えばプログラミングの案件が全然取れない月があったとしても、
「ストック型の収入源があるから」と不安は減るはずです。
やっぱり旅をするなら、何か不安を持ったままというのは嫌ですよね。
また、ブログやYouTubeはうまくいけば、プログラミングよりも断然稼げるようにもなれます。
プログラミングは労力の引き換えなので、単価が上がっても限界がありますが、
ストック型はどんどん溜まっていくので、(ある程度上限はありますが)収入もほぼ青天井です。
なので、プログラミングはどちらかというと、
「何かあった時に自分が動けば収入は何とかなるよ」
という状態をつくるための保険にする方が良いと私は思っています。
ストック型だけで旅ができるような状態にして、
「贅沢がしたい」とか
「ストック型が急にうまくいかなくなってきた」
のような時に、頑張って営業してプログラミングして、何とかするというのがベストだと思います。
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