やりたい職業がない。。全業界見てやりたい職業が一つもない私が出した結論
「やりたい職業がない」
こう言った時に受ける反応はだいたい、
「一つくらいあるだろ〜」
「本気で探せてないんだよ」
「自己分析ちゃんとした?」
こういう言葉だと思います。
少なくとも私はそうでした。
自分でいうのもなんですが、私はわりとまじめな方です。
そんな私はその言葉を信じて、めちゃくちゃ自己分析しました。
自分探しの旅(笑)みたいなこともやりました。
「働いてみないと分からないよ」
と言われれば、大学の間にインターンシップもやりました。
それでもどうしてもやりたいことが見つからず諦めて、何となく就職しました。
就職してからも「やりたい職業」を探し続けました。
そこでたどりつきました。
「やりたい職業なんてないんだ」
という結論に。
やりたい職業なんてないんだ
「やりたい職業なんてない」
実は気づいている人ばかりなんじゃないでしょうか?
私も、行動して気づいたと言いましたが、実際初めから分かっていたような気もします。
その気持ちを押さえつけて、「絶対にやりたい職業があるはず!」と思い込んでいたんだと思います。
よく考えてみたらやりたい職業がないのも、ある意味当たり前だと思うのです。
例えば、家の掃除なんてやりたくないから、清掃をお願いして、それを仕事にしている人がいる。
引っ越ししたいと思った時に、家を1軒ずつ探すのはやりたくないから、それを仕事にしている不動産会社があり、
大きい荷物を運ぶのはやりたくないから、引越し業者が代わりにやってくれる。
人のやりたくないことを代わりにやるのが仕事だから、仕事をやりたくないってごく普通なことだと思うんです。
まれにいる、普通の人が嫌だと思うことをするのが好きな人が「やりたい職業がある」という人だと思います。
「やりたい職業なんてない」
これが当たり前というのは分かってもらえる人もいると思います。
ただ、とはいっても生活するためにお金が必要です。
お金をもらうためには働かないといけないです。
ここからは、やりたい職業がない私が定職に就いてそれなりにちゃんと働くようになった経緯をお話します。
やってよかった1つのこと
ここまででも述べたように自己分析とかよく言われることは一通り試しました。
よく言われることの中の一つで、これだけは本気で考えれて、それが元になって今それなりにちゃんと働いているものがあります。
それが、
「もし100億円あったら何をしますか?」
です。
ネットワークビジネスの人に教えてもらいましたが、ネットワークビジネスはしっかり断ってこの考えだけ大切に使わせてもらってます。
あなたは何をしたいでしょうか?
豪邸に住んで毎日パーティー?
世界をずっと旅したい?
ニートゲーマーになりたい?
色々あると思いますが、とにかくこれが一番大切だと私は思います。
これがあなたが一番やりたいことだと思うのです。
やりたいことのために必要だけど嫌なこと
「やりたい職業」はなかなか出てこなかったけど、「やりたいこと」は結構でてきたのではないでしょうか?
ではそれを叶えるために必要なことを色んな角度から考えてみましょう。
やりたいことのためとはいえ、これだけは絶対にやりたくないことはあると思います。
それも含めて全部出します。
例えば、世界を旅して生活するには大金を稼がないといけないけど、
金融とかの出来高制の激務な会社で働くとか絶対に嫌だとかあると思います。
旅をしながら稼ぐのにプログラミングがいいと聞いたけど、意味の分からない英語の羅列とか無理!とか。
その中に一つくらいやりたいことはありましたか?
やっぱりやりたい職業はない
私はここまでやってもやりたいことが見つかりませんでした。
が、ここで最初に戻ります。
「やりたい職業なんてない」
全職業の中からやりたい職業がないのですから、やりたいことのための職業と絞り込んで、見つからないなんて当たり前でした。
やりたい職業がないんです。
でも生活のために仕事はしないといけないんです。
だったら、「まだましな仕事」を選ぶしかないんです。
でも「まだましな仕事」を一生するのは辛いですよね。
なので、「やりたいことのためのまだましな仕事」が最適解だと私は思うんです。

やりたいことのためのまだましな仕事
やりたい職業なんてないので、まだましな仕事を選び、それが自分のやりたいことに向かっている。
あまりポジティブでなく聞こえが良くないですが、
実際はこれがやりたい職業がない人のための、職業選びの最適解だと私は思います。
私は、文系でパソコンとか特に興味もないですが、webエンジニアの仕事をしています。
エンジニアがすごく楽しいとかは思わないですが、
私は性格的に静かにコツコツできる仕事が、派手で目立つような仕事よりはましだと思っていますし、
これが「世界を旅したい」というやりたいことに向かっているということで、
「適職」だと思っています。
何となく始めたエンジニアも、気づけばリモートワークができるようになっていて、「世界を旅したい」という目標が近づいていると感じています。
そう感じると、不思議と「もうちょっと仕事頑張ろうかな」と思ったりします。
「やりたい職業がない」とやる気もなくなっていた私が、仕事を頑張ろうと思えているのは、
こんな選び方をしていたからです。
これでみんな「適職」が見つかるとは思っていませんが、私はこれが職業選びの一番正しいやり方なのではないかと思っています。

やりたい職業なんてないから探すな!
「やりたい職業なんてないから探すな!」
初めにも言ったとおりこれが結論です。
そしてそんな中でも仕事を見つけないといけない人がほとんどだと思います。
そんな方に向けた職業選びの方法を話してきました。
まとめると以下のような流れです。
- 100億円あったらやりたいことを書き出す
- そのために必要なことををできるだけたくさん書き出す(やりたくないこと含む)
- その中でまだましなことを選ぶ
この時にぜひ、「やりたい職業はない」、「選んだ職業はやりたいことに向かっている」ということを意識してみてください。
こうやって始めた仕事は、いつか
「あれ、これやりたいことに近づいてる!めんどくさいけど、もうちょっとだけやってみるか」
と思うようになり、これが適職だったと気づくときが来ます。
やりたい職業が見つからない人は、このやり方で試してみてはどうでしょうか?
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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