フィンランドでサウナからの湖してきた(-24度)健康?危険?
冬になるとフィンランド人は凍った湖に穴を開けます。
釣りをするのでしょうか?
いいえ、飛び込むのです。
フィンランド人て頭おかしいと思いました?
私は思いました(いい意味でね笑)。
※釣りのために穴を開けることもあります。
フィンランド定番のサウナからの湖
フィンランドはサウナの発祥地です。
saunaはフィンランド語なんですね。
そんなフィンランドではサウナで体を温めてから、湖に飛び込むのが定番になっています。
これを何回か繰り返して楽しんでいる人が多いです。
夏は温度もちょうどよくて、湖でしばらく泳げるので気持ち良いです。
ただ、なぜか冬の方がフィンランド人は楽しそうです。。

サウナと冷凍庫行き来します
私、調べました。
「冷凍庫 温度」と。
日本の冷凍庫は、-18度以下になっているそうです。
フィンランドの冬は-20度くらいになることは珍しくありません。
そして、「フィンランド サウナ 温度」でも調べました。
70〜80度くらいのようです。
要は、100度ほどの温度差を味わっているわけですね(笑)
Q. それ危なくね? A. 水は0度以下にならないんだよ
なるほど。
確かに水は0度以下になると氷になるって理科で学びましたね。
じゃあ外は-24度でも湖の中は安全だね!
こんな暴論をフィンランド人は優しそうな顔で言ってきます。
気をつけましょう。
人は見た目じゃありません。
自分の頭で考えて、安全かどうか判断しましょう。
私は安全と判断しました笑
-24度より-10度に風の方が辛い
いよいよサウナからの湖です。
私が行ったところはサウナから出ると湖に行くまでに少しだけ歩きます。
上の写真は実際に行ったところですが、右にある方の小さな小屋みたいなのがサウナです。
そこから今入ろうとしている人がいる湖までの間が、-24度の外気に触れる場所です。
ただ、サウナから出た時、-24度って意外に大丈夫なんですよね。
体が芯から温まっているのかな〜。
ただ、風は本当に辛いです。
めちゃくちゃ寒いです。
痛いです。
でも思ってるより何とかなります。
やっぱりサウナにしっかり入った後だと、数分程度の-24度は何とかなります。
外で筋トレしてる人もいました笑
-10度に風より0度の湖が辛い
しっかり温まったとはいえ、とはいえですよ。
水の中は一番つらいです。
私、また調べました。
「水風呂 温度」と。
17度前後が一般的らしいです。
15度くらいからかなり冷たいと感じるみたいです。
さっきまで凍ってたような0度に限りなく近い湖がそこにあるんです。
これは文字では表せない冷たさ。
私は数秒程度しか持ちませんでした。
フィンランド人にもさすがに冷たいようです。
でもフィンランド人の中には、普通の顔して泳いでいる人もいて、
やっぱり頭おかしいなと(笑)
何度か繰り返すと異変が
本当に頭おかしいと思いました。
ただ、何回か繰り返しこれをやっていると
「あれ、これ気持ち良いんじゃね?」
となってきました。
その後は、もはや中毒。
何回も繰り返しやりたくてたまらなくなるから不思議です。
私はその後、冬だろうが雪風だろうが、サウナからの湖が辞められなくなってしまいました。
健康なのか問題
サウナからの水風呂をやったことある人なら分かるかもしれません。
これの気持ちよさが。
そして、ここで良く聞くのが
「サウナからの冷水は健康に良いんだよ!」と
「サウナからの冷水は温度差が大きすぎるから危険だよ!」
この相反する2つの意見。
実際どうなのでしょうか。
私も専門家ではないですが、2つの両側の意見からまとめてみました。
ちなみにサウナに興味ある方はこちらの本なども楽しめる内容だと思います。
健康に良い意見
「社団法人日本サウナ・スパ協会」なる教会があるんですね。
こちらの意見を参考にさせて頂きました。
以下引用文です。
サウナと冷水浴の交代浴(変温浴)は、血管の反応を強く起こし自律神経系の訓練に役立つので、神経衰弱や、自律神経の失調により起こる諸症状の改善に効果があるといわれています。交感神経を刺激して、自律神経系の調節能力を高め、身体の緊張を取り戻すなどの効果もあります。
要は神経系に良さそうということですね。
神経系は想像着くように大事なところなので、非常に良さそうですね。
健康に悪い意見
こちらは「Mizuburo Japan」からです。
以下引用文です。
水風呂で一気に身体を冷やすと、体中の血液は心臓へと集まり、血圧が下がり、それだけ”血管”や”心臓”に負担がかかることになります。急激な温度変化は、血圧サージという「血圧の急変」、「血管の損傷」につながり、年齢を重ねると「失神」という事故にもつながります。健康な人でもあまりに負担が大きければ「心筋梗塞」などを引き起こす恐れがあり、高血圧や動脈硬化など血管の持病を抱えている人ならなおさらです。不整脈や高血圧といった持病のある人は、血管が弱っていることいより温度差で血管が損傷を起こします危険性があるので、このような持病のある方や血管に関する薬を常用されている方は、サウナや水風呂の利用は控えた方がよいでしょう。
要は、急激な温度変化が血管とか心臓へ負担が大きくて良くないということですね。
心臓なんて命なんでこれは大事そうですよね。
まとめるとどうなのか
どちらを信用すれば良いのでしょうか。
結論としては、(フィンランド人のように)いきすぎた温度差や急すぎる温度差をやめましょうということですね。
フィンランド人は、一家に1つサウナがあるような環境なので、
小さい頃からやり慣れている人も多いのではと思われます。
また、先程の「健康に悪い意見」にあった記事内にも、以下のような記述もあります。
安全に水風呂に入るには、心臓に”遠い”ところから水をかけていきましょう
サウナから水風呂へ移動するときに、一気に身体を入水するのではなく、最初は足から腰まで、続いてお腹、胸元と1分間隔で体を少しずつ水風呂に入れていきます。このように正しくサウナと水風呂を交互に利用することで、血管が広がったり狭くなったり血流がよくなり健康にもよいといわれています。
要は、急過ぎたりやりすぎが問題というだけで、適度にやれば良いということですね。
フィンランドに行かれる方も、日本でサウナ、水風呂を繰り返す人も、
急すぎ、やりすぎには注意していただければと思います!
サウナの後いきなり北極海などは絶対にまねしないでくださいね。

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