【英語の勉強法】TOEIC900を取得したやりきる勉強法

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【英語の勉強法】TOEIC900を取得したやりきる勉強法

「英語の勉強法がたくさん紹介されていて、結局何をやれば良いのか分からない」

こんな状態になってしまう方も多いのではないでしょうか?

色んな勉強法が紹介されていますが、

「目的に合わせて、範囲を絞って、一つずつやりきる」

これさえできれば英語はできるようになるのです。

ここでは一応すべての英語の能力(スピーキングやリスニングを含んだ)を上げたい方向けに書いていますが、

例えばリーディングだけできれば良いとかであれば、その部分だけでも参考にしてもらえればと思います。

初めに英語ができるようになるために大切な心構えを紹介して、その後に具体的な学習手順という流れで解説しています。

筆者プロフィール

  • 初めて受けたTOEICで300点台
  • 目的を決め、範囲を絞って勉強を継続
  • TOEIC900点取得

英語ができるようになるのに大切なこと

  1. 目標
  2. 範囲を絞る
  3. あれもこれも手を出さない

目標

これは最終的な目標と中間目標があります。

例えば「海外で就職し、グローバルに仕事がしたい」という最終目標があるとします。

ここには「まずは日本にある外資系の企業に入社する」とか「就職で評価されるようにTOEICで高得点をとりたい」などの中間目標があります。

このように大きな目標から小さな目標まで決めることが大切です。

そして小さな目標の達成に必要なことを一つずつ潰していき、小さな目標をたくさんクリアして、大きな目標を達成するという流れになります。

範囲を絞る

目標が決まると範囲が絞れると思います。

範囲を絞らないと、やらないといけないことが多すぎて挫折してしまったりします。

例えば、先程の例で言うと、「海外で就職する」という大きな目標がありますが、海外で働くから、英会話ができないといけない!とすぐに考える必要はありません。

まずはTOEICで高得点をとって英語を使って仕事をする会社に就職できるようにすることが大切です。

TOEICにはスピーキングテストはないので、一旦は「全然英語が話せないけどTOEICだけ高得点な人」を目指せば良いのです。

そのために必要なのは、英会話教室ではなく、TOEIC対策だったり、長文読解能力だったりだと思います。

「TOEICできても話せないと意味ない!」という意見はあると思いますが、それはTOEICができるようになってから考えれば良いのです。

TOEICの点数が高いと評価されやすく、評価されれば(就職できれば)お金をもらいながら英会話できるという状況にできるのです。

ここまで絞り込んだら充分ですが、場合によってはもう少しやることを絞れます。

例えば、TOEIC600点必要という場合、390点は落としても良いと考えます。

そしてあなたがもし、長文は時間がかかるから苦手だけど、時間をかければわりとできる方だとします。

その場合は文法問題は適当にマークして長文に全精力を費やします。

そうすると、本番で文法をやらずに長文だけやるので、勉強も文法には手をつけずに長文だけに集中して勉強することができます。

これはかなり極端な例なので、全員に当てはまるとは思いませんが、大切なのは範囲をできる限り絞って集中して勉強するということです。

あれもこれも手を出さない

これは範囲を絞った上での話ですが、教材などはなるべく各分野一つとかにして、あれもこれも手を出さないようにする方が良いです。

良質な教材はネットでも紹介されていたり、レビューが良かったりするので、すぐに見つかると思います。

後は実際書店で手にとって見て自分に合いそうで、充分な量があるものを選べば、それをやりきることが大切です。

やりきるというのは、その本を読み終える、解き終えるとかではなく、その本に書いてあることすべて覚えるくらいまで何周もやり込みます(自分も覚えるまではできてませんが笑)。

一周やったら次の教材とか途中で次の教材とかではなく、これと決めたものは何周もやりこみましょう。

一周で次の教材にいくと、次の教材をやり始めた頃には初めの教材の内容をだいぶ忘れています。

一つずつ完璧にしていきましょう。

具体的な勉強の流れ

  1. 英語に必要な能力の確認
  2. 発音でリスニング、スピーキング一気にレベルアップ
  3. 単語や文法は長文読解の中で
  4. 足りない部分に絞って勉強

英語に必要な能力の確認

英語に必要な能力は以下の5つかと思います。

  1. 単語
  2. 文法
  3. 長文読解
  4. リスニング
  5. スピーキング

細かく言うと他にもありますが、ざっくりこんな感じです。

今回はこれらすべてできるようになりたいという方向けに書いていますが、基本的にはそれぞれの能力を一つずつ必要な部分だけ身につけるというやり方が良いと思います。

なので個別の能力を勉強したい場合は、以下に関連記事を載せておくので、必要な記事を参考にしていただければと思います。

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発音でリスニング、スピーキング一気にレベルアップ

早速先程の項目になり発音がでてきましたが、発音は大切です。

英会話するのに発音が多少悪くても聞き取ってもらえたりするので、問題ないですが、基本的な英語の音は勉強しておく必要があります。

発音が分かっていると、リスニング、スピーキングの勉強の質が格段に上がります。

英語は、リエゾン(リンキング)という前の単語とくっついて発音される音や、みなさん嫌いな「R」と「L」問題など、日本語にはない音があります。

日本語にない音を勉強せずに聞き取るのはかなり難しいと思います。

なのでまずは、発音を勉強してこの後のリスニング、スピーキング勉強の質を上げることを初めにやるのが良いのではないかと思います。

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単語や文法は長文読解の中で

単語や文法を個別に勉強するのも良いですが、長文の中で一緒に勉強した方が効率的です。

そもそも長文が読めるようになるために単語や文法を学ぶので、長文の中で出てこない単語や文法は学ぶ優先度が低いことになります。

また、基本的にリスニングで出てくる単語や文法の難易度は長文より低いので、長文で出てきた単語や長文をしっかり勉強すれば、最低限問題ないと思います。

基礎の基礎も分からない場合は単語、文法を一冊づつ勉強しても良いと思いますが、基本長文内で学ぶ方が良いです。

長文読解の勉強法はこちら

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足りない部分に絞って勉強

後は苦手な部分を個別に勉強するのみです。

初めに書いたように、各分野ごと(文法、リスニングなど)でもあれもこれもとならないように、一つの教材に絞って覚えるまでやり込みましょう。

すぐに英語ができるようになる魔法の勉強法はない

最後に、「すぐに英語ができるようになる魔法の勉強法はない」ということを伝えたいと思います。

「3ヶ月でできるようになりました」というような言葉をたまにネットで見たりすると思いますが、その人達も何も特別な勉強を少ししただけでできるようになったわけではないと思います。

基本的に英語を習得するのには時間がかかります。

勉強することが多いからですね。

私も今でこそTOEIC900が取れるようになり、簡単な英会話は問題ないレベルになりましたが、何年もかけてようやくこのレベルです。

ここで紹介したようにある程度の効率的な勉強法はありますが、最後はどれだけ量をこなしたかです。

勉強法はあくまで方法なので、勉強法の知識が増えても、英語ができるようになるまでの期間は短くなりません。

結局は多少効率が悪くてもずっと英語の勉強をやった人が一番早く英語ができるようになります。

英語の勉強法を調べることに逃げたくなる時もありますが、できるだけ逃げずに勉強に集中しましょう。

勉強し続けたら必ずできるようになります。

私もまだまだ勉強中なので、一緒に頑張りましょう!



 

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