未経験から独学でエンジニアのうそほんと

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未経験から独学でエンジニアのうそほんと

最近未経験から独学でエンジニアになろうとする人が増えましたね。

調べていると「3ヶ月で独学でエンジニアに!」とか「独学からフリーランス、もう時間と場所に縛られない!」といった情報をよく見ると思います。

でも中には「ほんとにそんなおいしい話があるの?」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。

そこで約半年で未経験から独学でエンジニアになった私がこれらの情報に対するうそほんとを紹介しようと思います。

未経験から独学でエンジニアのうそ

  1. 誰でも3ヶ月勉強すればなれる→8割うそです
  2. 場所と時間に縛られない働き方→すぐには無理です
  3. 需要があるから会社を選ばなければすぐに就職できる→半分うそ

誰でも3ヶ月勉強すればなれる→8割うそです

ある程度学力のある人が本気で3ヶ月勉強すればなれるが正しいと個人的には思います。

「誰でも3ヶ月勉強すればなれる」

このタイトルだけ見ると「ほんとかな?」と疑う人は多いと思います。

ただ、ネットの情報には、

「学歴もない私が、正しい手順でコツコツ勉強したら、3ヶ月でなれました。毎日時間を作る努力は必要ですが、継続すれば必ずなれます!」

このように書かれているとどうでしょう?

「自分もできるかもしれない!」と思いませんか?

600時間。

これは私が半年かけて独学でエンジニアになるまで必要だった大まかな時間です。

多少前後はありますが、内訳はだいたいこんな感じです(28日計算ですが分かりやすかったので)。

  • 平日 20×3h×6ヶ月 360h
  • 土日 8×5h×6ヶ月 240h

これを見てどう感じるかは人によって違うと思います。

受験勉強で平日学校、塾が終わった後に3時間勉強して、土日5時間勉強を継続した人がどのレベルの大学にいったかを考えると、これがどの程度か分かりやすいかもしれませんね。

自分はどの程度集中して勉強できるか、どの程度毎日それを継続できるかを一度考えてみましょう。

やっぱり、3ヶ月でなれる人は(学力が本当にないのであれば)、かなり長時間集中、継続して勉強できる人だったと私は思います。

場所と時間に縛られない働き方→すぐには無理です

場所と時間に縛られない働き方は可能です。

ただタイミングとしては、上司にほぼ何も聞かなくても仕事ができるレベルに到達したら、かつそういった働き方に柔軟な会社に入社できた場合ということになります。

なのですぐには無理ですが、上の条件が満たせれば可能ですというのが答えです。

逆に言えば、時間と場所に縛られないためには、上の条件を早く達成するということになります。

需要があるから会社を選ばなければすぐに就職できる→半分うそ

これは「会社を選ばない」がどの程度かによります。

エンジニアといいつつテストばかりや、超ブラック企業を含めるならほんとと言っても良いかもしれません。

ただ、それでも良いんだという人はあまりいないと思うので、半分うそになります。

例えば上記テストばかりというのは、「初めはテストとかで慣れてから、プログラムを書くようにした方が長期的に良い」というふうに言われたという方も多いかもしれません。

これも間違いではないですが、その会社でプログラムを書くのがメインになってからが、エンジニアに転職できたと言えると私は思います。

そういう会社は本当にスキルのつくエンジニアの仕事をさせてもらえるのが大変だったりすることが多いので、結局「エンジニアとして転職」というのは時間がかかるということになると思います。

なので、「需要があるからすぐ転職できる」は、条件次第。よくネットで見かける自由なエンジニア像のようなエンジニアになるのは、すぐには難しいというのが結論になります。

未経験から独学でエンジニアのほんと

  1. 未経験から独学でもエンジニアになれる
  2. 文系や数学苦手は関係ない→半分ほんと
  3. 入社したてはきつい

未経験から独学でもエンジニアになれる

うその方を読むと厳しいと思うかもしれませんが、未経験から独学でエンジニアになることは可能です。

需要があるのは本当ですし、ある程度努力は必要ですが独学でも問題ないのも本当です。

最近プログラミングスクールも多数紹介されていますが、私は独学で良いと思います。

結局自分で調べてできるようにならないとエンジニアとして仕事も難しいと思います。

スクールを使うのは、「少し贅沢をして質問できる環境を最高級のものにする」というふうに考えたほうが良いです。

もう最近では未経験者が詰まるような部分はネット上に情報があります。

それを探すのに初めは時間がかかると思います。

それをスクールでは、すぐに教えてくれるのである意味で、「時間と労力を何十万払って買っている」ということです。

そしてその時間と労力がかかる「調べる」という作業は、エンジニアになった後には自力でやる仕事です。

それでも最速でエンジニアになるためにお金を使っているという感覚があるのであれば、スクールはありだと思います。

ただ、そういう側面があるので、エンジニアの仕事に慣れるという意味でも独学の方が良いのではと私は思います。

文系や数学苦手は関係ない→半分ほんと

これもよく目にすると思います。

結論は

「数学の知識は必要ないけど、数学的思考力はあった方が成長は早い」

ということになります。

例えばエンジニアでは「エラーが発生して何が原因か突き止める」という作業はかなり多いです。

その時に、

「この時点では問題なくて、ここからここの間でエラーが発生している。であれば、このコードはこのエラーに関係していそうだ」

というふうに考える。

これを数学的思考というかは分かりませんが、文系だった私にはあまり普段使わない力なので勝手に数学的思考と解釈しています。

ただ、数学の文章問題などはこういう考え方をすることが多いと思うので、そういうのが得意な人は向いているかもしれません。

とはいえ勉強すれば慣れますし、そんなに数学が苦手だからとセンスがないと諦める必要があるほど重要なものではないと思います。

また、機械学習(AIとか)をやりたいとかがあれば、数学の知識も必要なようなので、例外もあります。

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入社したては、独学で学んだことがほんの小さな知識なんだと感じます。

本当に分からないことだらけですし、

「エンジニアになると言っているのにこんなことも知らないの?」

とは言われないですが、言われたらどうしようと思うような場面も多々あり、精神的にも「やばい!」と思います。

ただ、みんな初めは分からないことだらけなので、安心してほしいです。

勉強すれば徐々にできるようになっていきます。

文系エンジニアあるあるなのかもですが、独学でプログラミングは勉強したけど、そもそもITのリテラシーが高くないので、スプレッドシートの関数ができなかったり、タイピングが遅かったり、パソコンのそんな機能あんの?みたいなことはかなりよくあります。

これは誰しも通る道なので、初めは少しつらいかもしれませんが、頑張りましょう!

まとめ

特にうそのほうでは厳しいことも書いてあると思いますが、実際未経験から独学でエンジニアにはなれると私は考えています。

独学は大変ですが、頑張りましょう!

独学の方法なども今後上げられればと思っていますので、よろしくお願いします。

 

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