エンジニアにとって英語の必要性は?なくてOKです。でもメリットはあります

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エンジニアにとって英語の必要性は?なくてOKです。でもメリットはあります

エンジニアにとって英語の必要性はよく議論になるところです。

私の結論は、なくてOKです。

ほとんどの人にとって英語を学ぶメリットより技術を勉強するメリットの方が大きいと思うからです。

詳しくみていきましょう。

エンジニアに英語が必要ない理由

  • ほとんど日本語の情報で問題解決できる
  • 英語の学習コスト
  • 日本の会社で英語を使う機会は多くない

ほとんど日本語の情報で問題解決できる

英語習得のメリットでよく言われるのが「一次情報にアクセスできる」です。

例えば公式ドキュメントなどは英語でしかないものが多いので、後ほども解説しますが、これは間違いなくメリットです。

ただ、まだ英語でしか出ていないような情報にアクセスするケースがそもそも多くないのではないでしょうか。

日本人は英語が苦手な人も多いので、作られているシステムで、英語しか情報のない技術を選んでいるケース自体も少ないと思います。

なので日本語での検索や勉強で十分まかなえる場合が多いです。

また、英語しかないものでも翻訳ソフトを使えばだいたい読めるレベルの日本語になるので、今は海外の情報も日本語で入手できるようになっています。

英語の学習コスト

翻訳ソフトを使えばだいたい読めるのに、日本人にとって英語の学習コストは高いです。

また、公式ドキュメントのような文書は、文章自体簡単なものでないケースも多いので、読むならそれなりの英語力が必要です。

その英語力をつけるために何ヶ月必要でしょうか?もしくは何年必要でしょうか?

何ヶ月、何年単位のまとまった勉強時間を確保できるなら、日本語で技術の勉強に時間を費やした方が、エンジニアのレベルは上がるはずです。

日本の会社で英語を使う機会は多くない

他にも英語習得のメリットとして言われるのが、海外の人との連携ができるだと思います。

これも日系の会社ではそこまで多くないと思います。

もちろんキャリアアップのためには英語ができて海外の人とコミュニケーションが取れるというのは、大きなメリットです。

ただ、先程の学習コストの点からも、英語に学習コストをかけるより技術に学習コストをかけたほうが、多くの場合メリットが大きいはずです。

エンジニアが英語を学ぶメリット

  • エラーメッセージが読める
  • 英語しかない公式ドキュメントを読める
  • 外資系や海外就職で給与アップが狙える

エラーメッセージが読める

エラーが起きた時にエラーメッセージをちゃんと読めというのはよく言われることですが、日本語では出てこないですよね。

英語が読める人はそのままエラーが出た時に何が問題か分かります。

エラーメッセージだけでなく、プログラム自体が英語なので、そのまま読めた方が効率は良いです。

英語ができないと調べたり、どういう意味か理解するのに時間がかかったりと、スピード感にも差が出てくるかもしれません。

英語しかない公式ドキュメントを読める

先程英語しかない情報が必要なケースは少ないと言いましたが、一次情報が得られるのは、やっぱり確実に正しい情報が入手できます。

英語ができるようになった人の中には、日本語の情報があっても英語で情報を取得する人も多いと思います。

また、英語しかないドキュメントが読めると、日本ではあまり使われていない技術が使えるので、他のエンジニアとの差別化になります。

最新技術を使う場合、日本語の情報が少ないケースもあるのでやはり英語のドキュメントが読めるのは確実にメリットではあります。

外資系や海外就職で給与アップが狙える

日系の会社より外資や海外のエンジニアの方が給与が高いのはよく言われることだと思います。

外資や海外就職の場合は英語はもちろん必要です。

なのでこのあたりを目指す人は英語はメリットというより必須になります。

まとめ

エンジニアの英語の必要性について紹介しました。

英語ができるようになることでメリットは確かにあるのですが、

「現段階で全然できない」

「外資や海外との交流を求めていない」

のであれば特に急いで勉強する必要はないかなというのが、私の考えです。

やっぱり英語を学ぶにはそれなりの勉強時間が必要です。

その勉強時間を技術の勉強にあてる方がコスパが良いと思います。

とはいえ考えは人それぞれなので、あくまで参考程度にしてもらえればとおもいます。

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