ネット情報そのまま行動したら1年半で未経験からフリーランスエンジニアになれました!
「未経験からフリーランスエンジニアになれました!」
「未経験でもエンジニアを1年頑張れば年収2倍に!」
ネット上では最近こういう話をよく目にするようになりました。
「エンジニアはやっぱりすごい!」
そう思う反面、
「あいつらは特別なんじゃないか」
「タイミングが良かったんじゃないか」
どこかでそう思う自分もいます。
心のどこかでそう思っていて、
情報通りに行動ができていない方は多いのではないでしょうか?
私も不安に思っていました。
でも私はネットにある情報を忠実に行動に移してきました。
その過程で何度も不安になりました。
リアルの世界で周りから色んなことを言われます。
そこで、今回はどんな情報を元に行動し、どう感じ、どんな結果が得られたか。
これを、私が未経験からフリーランスエンジニアとして独立するまで全てを公開します。
この記事で出てくる情報は既に知っている人が多いと思います。
この記事で「自分の持っている情報は間違ってなかったんだ」と自信を持ってもらい、
後は忠実に再現してもらうというのが、私がこの記事を書いている目的です。
情報が「発信された時期」と、「行動している時期」が違うという問題にも触れているので、
その辺りも考慮して行動に移してもらえたら幸いです。
エンジニア未経験時代
エンジニアを目指すきっかけの情報
必要だったなと思う情報は正直、ほぼ勝又健太さんの情報のみでした。
未経験からフリーランスエンジニアになろうとする人は知っている方が多いのではないでしょうか。
自分のやったことは、この動画にある内容そのままです。
ポイントはこれだけです。
- モダンな自社開発企業で1年経験を積む
- 大手エージェント経由で準委任契約の仕事を受注する
ポートフォリオを作るために勉強して、モダンな自社開発企業で1年経験を積む
ということを目指して、そのままその通りに行動しました。
勉強は難しいと感じましたが、スタートアップの企業にエンジニアとして入らせてもらうのは
今思うとそんなに難しいことではなかったのかなと思います。
もちろんある程度の知識を持った未経験である必要はありますが、
企業文化に合うかや「やる気」と「ポテンシャル」があるかが見せられれば、
そういう人を採用している企業は結構あると思います。
発信された時期と現在の状況
ただ、上記で紹介した動画は2018年12月のものなので、現在と状況が変わってはいます。
なので私が今見返して、今ならこう行動する、今後こうなっていくのではないか
という予想も含めて紹介します。
未経験から自社開発企業への入社難易度が上がっている
プログラミングスクールの宣伝が増えたり、エンジニア界隈の情報発信が増えたことにより、
未経験で自社開発企業に入ろうとする人が増えています。
その結果、入社難易度が上がっています。
ただ、難易度は上がっていますが、勝又健太さんが仰っている「良質なポートフォリオを作りきる」
ということができていれば、現段階では自社開発への入社は可能です。
実際入社できている人が多数います。
さらに面接対策などをしっかりやっていれば、言われているほど難しい技術を使ってない
ポートフォリオでもまだ大丈夫だと思います。
この情報が出ていた2018年時点でも色んな技術を詰め込んだポートフォリオが必要
と言われていましたが、私はちゃんとしたポートフォリオが完成する前に
入社することができました。
もちろんハイレベルなものを作りきれる方が良いのですが、
作り切る前に挫折するくらいなら、レベルを下げる、もしくは面接で加点を取るなど、
別の工夫でも何とかなると思います。
とはいえ今後より難しくなっていくことは確実なので、早めの行動に越したことはありません。

正社員エンジニア時代
1ヶ月目から半年まで
初めの半年は新しい情報を得る必要は特にありませんでした。
業務についていくのに必死です。
新しく覚えたことの復習などとにかく業務で貢献できるようになるのが、
会社にとっても自分にとっても一番の行動でした。
この時1年でフリーランスになるのは実力的に無理だと感じました。
学ばないといけないことが無限にあると感じていました。
半年から1年
それでも半年〜1年くらい経つと業務にある程度慣れてきて、少し余裕が生まれてきます。
TwitterやYouTubeなどで色んなエンジニア関連の情報も収集していました。
ただ、今思うと必要な情報はほぼなかったなと思います。
必要な情報は以下の2つのみでした。
- フリーランス案件がどんなものかを把握する
- 今の業務経験はフリーランスになるために必要なことか
私は自分の実力に自身が持てなかったのと、さすがにこの段階では早すぎるだろうという
勝手な思い込みがあって1年経った後の相談になりました。
ただ、正直フリーランスエージェントと一度話をするのは、この段階かなと今は思います。
この確認が早ければ早いほどフリーランスになれるのも早いと思います。
エージェントと話すことで、今のフリーランス市場ではどの技術がどの程度のレベルなら、
どの程度の単価の案件が獲得できるかが分かります。
どの技術を極めれば案件獲得できるかなど、
非常に相談しやすかったのは、【テックビズフリーランス】というエージェントでした。
有名どころで言うとレバテックフリーランス
がよく聞くと思いますが、ここは高単価を売りにしているだけあって、
レベルがまだ低い段階での相談のような形ではあまり良い情報は得られなかった
というのが私の本音です。
詳しくは以下で。

この時点での情報をしっかり得ておくことで、「自分には何が足りないのか」を把握できます。
これが把握できると、業務への取り組み方もフリーランスになるために必要な動きになります。
足りない部分は土日も勉強するようになるかもしれません。
これを早くやっとけば良かったと私は大変後悔しております笑
1年〜1年半
エージェントでの話を聞いたのは実際はこの段階でしたが、話を聞いて気づいたのは、
「もう案件獲得には十分なんじゃね?」でした。
実際ある程度モダンな会社で開発経験を積んでいれば、初めの勝又さんの情報の通り、
1年でフリーランスになるのは十分でした。
ただ、案件内容自体は、経験年数2年以上や3年以上のものが多いので、
1年の場合はスキルシートを見た段階で足切りを食らうことは多いと思います。
なので、今なら1年半から2年弱くらいで、経験内容や人柄などのプラスアルファで、
2年以上必要な案件にギリギリ潜り込むというのが現実的かと思います。
後は今の会社を1年やそこらでやめるのに抵抗がないかです。
これは社内での関係性の持ち方だと思います。
私は幸運なことに、1年半のタイミングで会社の方向性が大きく変わり、
たまたま私以外にもやめる人が多いタイミングになったことから
辞めにくさはあまりありませんでした。
ただ、こういう状況でなくても、元々「経験積んで独立したい!」と
上長に話せる関係性を作っている人もいますし、ここは立ち回り方次第で何とでもなると思います。
フリーランスエンジニアへ
フリーランスエンジニアになって
1年半前の営業時代から2倍以上の単価をもらえるようになりました。
しかもリモートワーク。
改めてエンジニアは夢があるなと思っています。
色んな情報がネットには出ていますが、必要な情報はやはり非常にシンプルにこれだけです。
- モダンな自社開発企業で1年経験を積む
- 大手エージェント経由で準委任契約の仕事を受注する
私は相談がしやすくて【テックビズフリーランス】
というエージェントを使いましたが、レバテックフリーランス
の方が単価は少し高い印象はあったので、エージェントは好み次第かなと思います。
テックビズさんだと無料で税理士さんをつけてもらえたりするので、
個人事業主になって「開業ってどうするの?」とか「節税できるって聞いたんだけど。。」のように
この辺り詳しくない方は初めは全て丸投げできるのも大きいです。
その間、自分は少しでもエンジニアのスキルを高めて、
単価を上げられる方向で勉強する方が良いかなと個人的には思っています。
最後に
今の状況だと1年でフリーランスは無理だとか、できない自分を正当化する情報もたくさんあります。
実際私も1年ではなれませんでした。
ただ、そういう情報をたくさん集めても仕方ないのです。
1年で無理だったなら1年半でできるように今の行動を変えるしかありません。
今の勉強が正しい方向なのであれば、それを続けるだけです。
正しい方向なのか分からない方は、エージェントに相談して、
必要であればすぐに方向転換するべきです。
必要なものは、1年でフリーランスエンジニアにはなれないという情報ではなく行動です。
この記事が行動を起こすきっかけになれば幸いです。
コメント